等身大
今日はやっと憧れの先輩と一緒に出かけた
天気はあいにくの雨だったけど素敵な紫陽花を見に行った
台風が近づいてる日の大雨の中、傘もささずに被写体をしたのは初めてだしこれからはもうないだろう
彼女のファインダーを覗く姿をきちんと見た時はドキドキした
私も彼女の世界に行っている途中なんだって思った
彼女はとても枚数を撮る人だった
ブローニーのフィルムは3.4本
35mmも一回変えてたと思う
私は彼女の一部にもなれないくらいなのにもっと撮らないと、って思った
雨の撮影はすごく苦手なのに気付いたら3時間も撮影していて二人で笑ったことが幸せだったなぁ
普段は絶対聴かないピアノのミュージック
ローライのシャッター音
大好きだった
彼女の好きなケーキ屋さんで今まで撮っていた写真を見せた
先生に話すより素直に言葉がスルスルでてきて今までにない感覚だった
空気をとってもよんで人の顔色ばかり気にしてしまう性格だから、否定されないように話していた自分は此処にはもう居なかった
言語化が彼女も苦手だと、しっかりした言葉をあげれなくて謝られた
一緒に見てくれた写真、並べた写真、お店の温度、彼女の声のトーン、素直な気持ち
それだけでとっても勇気付けられました
なにも謝らないで下さい、ありがとうございます
最後に写真が等身大である事が大切だと言っていた
ボイスメモ取ればよかった、なんて。笑
雨なのにこんな楽しかったのは久しぶりだったらしい
それは私もです
次は先輩の写真を見せてください
晴れの日にまた写真を撮りに行きましょう
早く追いつきたいです